2013年第16週「オタクにしかなれない人達」

 ここ最近自○未遂が多すぎたので、まったく自分の命に自信がなくなりました。お金がなくなるとあらゆる尊厳がなくなりますねマジ。
 なので、ちょっとそちら関連の話題は寝かせておきます。

 
 ちょっと諸用で秋葉原行ったんです。
 あの街は首都圏の中でも活気がある街ですから、久しぶりに行ったらまた知らない街になってました。「メイドカフェ~萌え萌えキュン♡」脳を溶かすような音声が平気で流れてきます。誰も異常だと思わないところが異常です。アニメ絵で下着姿の女性が、恥ずかしそうに店内からこちらを伺っています。そのタペストリーの裏側は下着を脱いだ全裸であることを確認しながら、ブラブラと散策してました。

 秋葉原はPC用品がネットより安かったりしますから「なんか良いもんないかな~」とPCショップに入りました。

 いました。ガチの人が。

 ネットスラングで「デュフフコポォwwwフォカヌポウwwww」と、オタクの笑い声を揶揄するものがありますが、その筋の人でした。オシャレが安価になった現代、オタクのファッションも多少マシになってきてますが、そんなの関係なかったです。バンダナにリュックサック(ビームサーベル付き)、真っ青なジーンズに真っ白なTシャツ(なぜか清潔感はない)……生活のすべてを趣味に費やしているのが一目でわかりました。

 店員さんに値段を聞いて「そんなに安いの!?やったーラッキー!」と叫び、お会計の際、明らかに下手の態度なのに「1280円……1200円にならないですかねぇ?なんちゃって!」でも絶対に引き下がらなかったり、包装してる店員さんに自分のPC環境を自慢し始めたり。全く害はない人なのに、なぜか浮いていて、「ああ、これが気持ち悪いってことなのかー!」と納得してしまいました。

 秋葉原を歩いていると、人の群れから浮いている人がけっこうな確率でいます。ほとんどの人間が観光や遊びで来ているのに対し、明らかにオーラが違うのですぐわかると思います。

 オタクの世界も2極化が進んでいて「俺はこれしかないんだ!」と「オタクも嗜んでる」この両者の間にはかなりの温度差があります。低温の人のほうが好まれます。これは世の中の流れが”所有”から”共有”になってきているのが原因じゃねーかと思います。たくさんのコレクションを集めているより、皆を盛り上げて思い出を共有する方が貴重視されてます。
 現に、コレクション派の人も、facebookやtwitterでどれだけ豪勢に・無駄にグッズを買ったのか写真を投稿しなければ気が済まない身体になってきてるはずです。俺の周りでそういう人がいるだけなのかもしれませんが、モノ単体で完結せず、モノが経験を共有する道具に格下げになった感はすごいあります。

 歳をとったのか、哀愁を感じちゃいますね。たぶん「このジャンルだったら俺に任せろ!」って人は今後あまり出てこないんじゃないかと思います。気持ち悪くてハブられちゃうから。それよりもこみゅにけーしょん能力が高くて、仲間と協力して趣味を掘り下げていくタイプのほうが圧倒的に楽で効率良いですからね。オタクにしかなれない人はオタクの中でも孤立して絶滅していくのかなーと。

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