深夜、ネットカフェの喫煙階

 半額弁当を餓えた野良犬のごとく食したあと、神の啓示かっつうぐらい漫画が読みたくなったので行って来ました。

 昔は漫画を自室に溜め込んでいたのですが、ある日500冊単位で捨てられたので全国のネットカフェが俺の図書館です。

 ネットカフェは集中して読書するのに最適な環境です。狭く区切られた個室で、滝に打たれる修行僧のように読み耽るスタイルを確立してからと言うもの「ジョジョ」や「ベルセルク」といった長編モノを月1ペースで漁ってます。

 ただ、個室選択で「喫煙席」を選ぶとヤバイです。喫煙席は特定の階に固まっているのですが、特に夜、あそこは魔窟と化します。

・イビキオヤジ
 どこからともなく「ンガー!グォオオオオオオオオオ!!!」と寝てるのか前世がドラゴンなのかわからない大音量の唸り声が聞こえてきます。蓄えられた脂肪と筋肉の劣化により呼吸器系が圧迫されているのでしょう。ちゃんと息してるのか心配になりますが、とにかくうるさいです。

・爆笑オヤジ
 面白い漫画がたくさんあるので、オヤジはついつい笑っちゃいます。
 「ヌアアッハッハ!!」上機嫌なラスボスみたいな声で笑います。基本的にオヤジは音量調節のネジを髪と一緒にどこかで無くしてきてるので、とてもうるさいです。

・オナニーオヤジ
 最近は女性でも利用しやすい広くて清潔なネットカフェが増えましたが、付属のPCにはアダルトサイトのリンクが貼られています。ホテルのペイチャンネルみたいな、ちょっと錆びれたエロ動画を観ることができます。
 本人は至って真剣に視聴しているのでしょうが「あぁん」だの「ジュプジュプ」だの音が漏れます。賢者モードを経験された皆様なら周知の通りだと思いますが、エロい気分でないときのエロい音はうっとおしいだけです。
 「シュッシュ」と現実的な音が漏れきたとき、思春期の息子のムスコ現場を目撃してしまったお母さんのような気持ちになります。設備が整ってるオナニー専門カフェ金太郎・桃太郎へ行って欲しいです。


 安いネカフェはオヤジの遭遇率が高いです。「禁煙席で」と指定すればオヤジは少なくなりますが、若いカップルがイチャイチャしてる可能性が高くなります。
 グレードの高いネカフェだと、キャリアウーマンっぽい女性や腐女子っぽい女性にも遭遇できます。出会ったからといって特になにもないですが、彼女たちは静かです。

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