搾取3.0

・搾取1.0「死にたくなかったら働け」
 食いそびれないために働かせる。
 最低限の衣食住は保障されるが「生命を維持できる」程度のもの。寝てる時間以外は働く。貴族と奴隷の時代には、それでも十分な報酬だった。

 工業化と身分制度の弛緩化により、労働量が計測しやすくなり「働いた分だけ浮いたお金がもらえる」ようになると1.0は崩れる。


・搾取2.0「金が欲しかったら働け」
 いい暮らしがしたかったら論理に背こうがクソみたいな仕事だろうが構わんだろ理論。
 頑張り次第で遊ぶ金がもらえる分、1.0よりマシだが、経済が成長し続けないと成り立ちにくい理論。働き過ぎて子供を産む時間がなくなると、人口減により長期的にみてGDP(国全体の生産)が減っていき、頑張っても儲からなくなる。

 2.0は短絡的思考に陥りやすく、逆に生産性が落ちる可能性が高かった。それは経営者として望むものではない。


・搾取3.0「意識を高く持って働け」
 好きに働かせてやるから文句いうな理論。
 2.0の教訓を生かして「自由に楽しみながらクリエイティブな発想で働こう」と謳っているが、実際にその恩恵を受けるのは報酬と地位を貰える上位のエリートだけ。上下の断裂が搾取3.0のミソ。下位労働者は「自己実現と成長のためならサビ残してでも結果だせ」とやりたくもねーのに働くことに。俗に言う「やる気の搾取」。自分を偽り続けるのですげー疲れる。就活ごときで自殺するのは意識の低い証拠。

 下位は頑張っても地位と報酬はあんま出ない。職種が専門的になりすぎたので元から経営の勉強してるエリートに地位与えたほうが効率的。パッと見て上下の断裂が見えにくいのも3.0のミソ。


 みんなもモチベーション3.0を持って意識高くじゃんじゃん働こう!

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