君は川崎駅東口のおっさん達を知っているか

 エレベーターを待っているとき、50~60代ぐらいの男性にいきなり話しかけられた。

おっさん
「いやぁ~もう今週は競馬行かねえわwww」


「は~そうですか(なんだこのおっさん)」

おっさん
「4日で7万ずつすったからなwww」


「7万ですか~それはデカいですね」

おっさん
「おうwwwww(なぜか満足気)」


 神奈川県、川崎駅の東口方面はちょっとした魔窟だ。西口の方はオサレな桜並木があったり閑静な街なのだが、東口は変なおっさんがたくさんいる。川崎競馬場があるからギャンブル狂がどこからともなく集まってくる。

 そういう人達は、昼間だろうと常時酒気帯び人生なので、基本的に陽気である。近くにいると話しかけられたりする。脈絡もなく。 
 コンビニの前でたむろしてるのは若者じゃなくてヨレヨレのTシャツを着てる風呂入ってない感じのおっさん達だ。ぶっちゃけホームレスと見分けがつかない風貌なのだが、リヤカーでデカイ荷物を運んでるのがホームレスで、手ぶらで「鬼ころし」系の酒をかっくらっているのがギャンブル勢だと判断してほぼ間違いはない。

 公園だっておっさんの溜まり場だ。

「だからね~↑ぉ俺はぁ↓(酔ってる)酒が飲める金があればぁそれでいいのっ!」
「人生それだけあればいいのっ!」

 外でおっさんが酒を飲んでいれば、他のおっさんが集まってくる。どうやら別に顔見知りでなくてもすぐ打ち解けて宴を始めてるっぽい。コミュニケーション能力の無駄遣いだ。

 なってはいけない大人の見本市が開催されているすぐ横で、幼稚園児が先生と遊んでたりする。「はなぐみさんフラフープ使っていいよ~!」と微笑ましい園児達は、おっさん達を完全に無視している。川崎で育った子どもたちにはあまりにも日常すぎるのだろう。俺が子供だったら絶対ビビっているであろう「見てはいけない」大人達をきっぱりと割り切っている。これは情操教育にいいのか悪いのか。


 川崎駅の劇場「チネチッタ」から少し離れるとおっさんのワンダーランドになっている。観光資源にはならないだろうが他の街にはないRPGみたいな世界が楽しめる。道路の白線を枕にしてグースカ寝てたりする。なんだこの街。

2 件のコメント :

  1. すごい!
    行ってみたい\(^o^)/

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    1. 図書館などの公共機関、コンビニ、公園が狙い目ですね!出会っても特に良いことはありません!

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