2013年第??週「おねしょした」

 おねしょした。

 寝てたらおしっこ漏らした。

 身体の自制心が効かなくなってた。

 9月は休日が3日だった。
 肉体労働で休みがない状態が続くと、ダイレクトに「疲労」が身体に溜まる。

 そして俺はおねしょをした。

 ただ聞いてくれ。布団は汚してない。そこまで俺はバカじゃない。仮にも成人男子だ。

 夢の中で立ちションをしていた。「あ、ヤバイな」経験からくる漠然とした危機感があった。

 しかし、小学3年の頃、卸したてのベッドを尿で汚してから俺はおねしょをしていない。

 大丈夫だ。夢でションベンしたところで、何の問題もない。

 大丈夫じゃなかった。

 思ってたよりも膀胱付近のおしっこガマン筋が弱っていた。

 夢の中なのに、何かホッとする暖かさが股間付近に広がり……

 俺は跳ね起きた。

 小3以来の「お漏らし感」が身体を襲う。
 
 「やばい、ママに怒られる……!」

 しかし、布団は汚していなかった。

 パンツだけ。

 パンツだけ濡らした。

 「お漏らし」を感知した俺の身体は、咄嗟に急ブレーキをかけることで重大な事故を防いだのだ。

 子供の頃の、尿意に翻弄されるだけの自分はもういない。

 そう、俺は成長したんだ。

 パンツ洗おう。

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