農業をやって良かったこと、悪かったこと。

こんにちは。遂にホームレスになった回数が4回を迎えた者です。

【農業をやって悪かったこと】
・基本的に人は使い捨てである。
 個人でやってるところはまた違うんだろうけど、新人がバシバシ辞めていく。巷では、立ち仕事で10時間超えたりすると「ここはブラック企業だから……」と従業員が愚痴ったりしますが、農業は走り・腰曲げ・重貨物仕事で、ノルマが終わるまで働きます。

 上記に伴い、従業員の余裕がなくなり、人間関係が悪化します。そういうものをシンプルに整備したかった自分には田舎の湿気が濃い周辺の関係も含めて…………めんど…………いや、そこらへんは実力不足ではありました。

・時代遅れの技術が”こだわり”の元
 日本では露地作物が主流です。野ざらし栽培ですね。ハウス栽培よりも低コストで出荷までもっていけるから少人数小資本でも手をつけやすくなってます。
 手をつけやすいですが、手間はかかります。日本では「いいものを安く」が商売人のモラルみたいになってますから。労働時間無視して綺麗な畑を作ります。周辺農家の評判も影響してきます。アホか。良いものは高いんだよ。相応で売らないと業界に金が流れねえんだよ。年金を資本金にして野菜売ってる奴らに値段合わせてるとそのうち本当に痛い目見るぞ。
 オランダ・フランスあたりなら「農業は工業だ!」と言わんばかりのデジタル管理栽培してますからね。正直羨ましかったです。どうせやるなら最先端派を目指したかったので、いろいろアプローチして良い線まで話が運んだのですが、完全ハウス栽培は売値が倍以上になるからね。医療用とかよほどの付加価値付けないと売れないね。一般の大きい市場は望めないね。

 竹槍で戦争してる気分になりました。

・他人のおしりふきがめんどくさくなった。
入社した瞬間から会社のお金がゼロだったり、赤字だったりします。

・儲けられない
これはもう宿命です。一部を除いて絶対的に儲けられません。相場によって年によっては年中原価割れしてしまう産業なので、社員も時給換算すれば最低賃金以下なのはもちろん、給料が出ないなんてこともあります。以前は最低賃金以下で雇える外国人を労働力にしてたけど、法律変わっちゃったからね。

・人材不足。
変なこだわり→たくさん働く→でも儲からない。ここらへんのコンボで従業員は育ちませんし入社してきません。スローライフを目指して農業参入してくる人がいますが桃源郷です。
 狙うなら社長です。社長なら儲かります。社長しか儲からないと言い換えても良いです。できれば運賃のことも考えて都市近郊型農業にしましょう。
 俺は農業をとりまく環境が議論にならないぐらいウンコだったので社長になりたかったんですが「あれ?もっと他に良い方法があるんじゃね?」と考えるようになりました。向こう7年ぐらい、お金が入ってくるような気配がなかったのでバカバカしくなりました。逃げたといくらでも言ってくれ。俺は逃げる。


【農業をやって良かったこと】
・他の仕事が楽。
20時間労働しなくて良い。寝れる。寝る時間がある。最高。

・人間関係が楽。
入社日から「どうせお前も辞めるんだろ?」といった白い目を向けられなくても済むし、「ここは刑務所だ」「地獄だね」「俺達は搾取されていくだけ」と世紀末のような愚痴を言ってくる先輩が少ないです。

・働けばそれなりのお金が貰えることを知る。
最低賃金もらっても良いんだ!働いただけお給料出るんだ!社会ってスゲー!

2 件のコメント :

  1. お疲れ様です。お給料もらうべきだよ。お金は大事だよ。うん。

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    1. お金の大事さに気づいたのでこれからがんばて稼ぎます

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